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育成・OJT | 監修・執筆: 髙山 千衣

人が伸びるフィードバックの「型」――事実・影響・期待で伝える

フィードバックが「ダメ出し」になっていませんか。相手の成長につながる伝え方を、誰でも使える3ステップの型として解説します。


「ちゃんと指導しているのに、相手が変わらない」「フィードバックすると関係が悪くなる気がする」。 こうした悩みの多くは、伝える内容ではなく伝え方に原因があります。本記事では、人が伸びるフィードバックの型を紹介します。

なぜフィードバックは「ダメ出し」になりがちなのか

フィードバックが機能しないとき、たいてい次のどれかが起きています。

  • 評価(人格)の話になっている:「君は雑だ」
  • 具体性がない:「もっと頑張って」
  • 改善の方向が示されない:問題の指摘だけで終わる

これでは相手は身構えるだけで、次の行動につながりません。

使える型:事実 → 影響 → 期待

1. 事実(観察したこと)

評価ではなく、起きた事実を伝えます。「昨日の資料、締切の30分後に提出だったね」。 人格ではなく行動に焦点を当てることで、相手は受け取りやすくなります。

2. 影響(それが何を生んだか)

その事実がどんな影響を生んだかを伝えます。「おかげで確認の時間が取れず、会議でバタついた」。 理由が分かると、相手は「なぜ直す必要があるのか」を納得できます。

3. 期待(どうしてほしいか)

最後に、これからどうしてほしいかを具体的に伝えます。「次回は前日の夕方までに一度見せてほしい」。 ここで初めて、フィードバックは次の行動につながります。

ポジティブな行動こそ言葉にする

フィードバックは問題があるときだけのものではありません。 良い行動を「事実 → 影響」で承認することは、相手の自信と再現性を高めます。「結論から話してくれたから、すぐ判断できた。助かった」――この一言が、良い行動を定着させます。

まとめ

フィードバックは才能ではなく、型で身につくスキルです。 「事実 → 影響 → 期待」を意識するだけで、ダメ出しは成長支援に変わります。管理職・トレーナーがこの型を共有することが、育成の質を底上げします。

部下指導・フィードバックのスキル支援については、無料相談からご相談ください。

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